将棋日記

将棋初段が日々感じたことを書いてます。

必至ハンドブック見つけました!

こんにちは。ちょろりです。

今日は、浦野先生の「3手詰ハンドブック(黄)」を解きました。

10分くらいで100問。

前半は優しいからサクサク解けて気分爽快です。

3手詰ハンドブック

3手詰ハンドブック

 

このハンドブックシリーズ、1・3・5・7手詰があって、計7冊発売されています。

装丁がお洒落で、外出先で読んでも気になりません。

実戦で頻出する詰みの形が上手く網羅されており、級位者の方にオススメです。

 

そんなハンドブックシリーズですが、昔から気になっていたことがありました。

 

それは・・・・・・

 

「必至ハンドブックってないのかな?」

 

有段者になると詰将棋だけでなく、必至(必死)問題にも挑戦したいところ。

ところが必至問題集というのは数が少なく、問題も難しいものが多いのです。

現状入手できる本としては、

①金子タカシ先生の「寄せの手筋200」

②青野照一先生の「精選必至200問」

がベストでしょうか。

 

でも、私にとってはこれらの本でも正直難しいんです。

もう少し簡単な必至問題集が欲しい……。

 

なんとありました。

 

しかもブックオフで見つけました。

詰めと必至ハンドブック

詰めと必至ハンドブック

 

 

著者は、浦野先生ではなく、内藤國雄先生です。

出版社は日本将棋連盟

実は、ハンドブックシリーズの出版社は現在は浅川書房ですが、以前は日本将棋連盟から出版されていました。

(当時のカバーは脆くて、すぐにボロボロになりました)

 

この本は、当時のハンドブックシリーズの一つとして発売されたものでしょうか?

肝心の内容ですが、一手必至の問題が多数掲載されています。

問題自体も解きやすく、五手詰ハンドブックをマスターした人であれば、移行しやすいと思います。

何と言っても、本の構成がハンドブックシリーズと同じで、解いていて違和感がない。

 

そして、装丁がすごくおしゃれ!

なんでしょうね、これ。

詰将棋ハンドブックが単色であるのに対し、こちらはサイケデリックな多色。

ハンドブックシリーズの集大成ということでしょうか?

 

絶版なのが悔やまれます。

なんとか復刊できないものでしょうか。

 

ちょろり